全力1日ダイアリー

毎日精一杯生きる!

メンタルの悩みを抱えて

長らく私の日常を覆っていたのは、名前のない不安と漠然とした焦燥感でした。それは静かながらも確実に、私の生活の質を低下させ、人との関わり方にも影響を及ぼしていました。この状態を何とかしたいという切実な思いから、メンタルクリニックでの診断書取得へと踏み出したのです。

クリニックへの道は、私にとって未知の世界への一歩でした。初診の日、待合室での不安な気持ちは今でも鮮明に覚えています。しかし、診察室に足を踏み入れ、心理士の優しく落ち着いた声を聞いた瞬間、長い間抱えていた緊張が解けていくのを感じました。

何回かの対話と検査を経て、私は抑うつ状態と診断されました。その診断を受けたとき、私の心は複雑な感情で満ち溢れました。一方で、自分の感じていた苦痛が実際に存在することが証明されたことに安堵し、もう一方で、それが現実であることに対する恐怖もありました。しかし、この診断が私にとって新たな始まりであることを、心のどこかで感じていました。

休職 診断書は、私がこの道を歩むための、そして私の苦しみを理解し支えてくれる人々への通行証のようなものでした。

この体験を通して、私はメンタルヘルスの問題が決して恥ずかしいことではなく、多くの人が抱える普遍的な問題であることを学びました。診断書取得は、私にとって過去を清算し、健康への道を歩み始めるための重要な一歩でした。